fc2ブログ

烏城独歩の『まぁ~だ、だよっ!』

のんびり人生も半世紀以上が経過。 長ぁ~いキャリアのゴルフは、まったく上達の気配はないし、ありがたく仕事忙しくて、遠ざかっています。 『もぉ~いいかい???』

「喫茶 どんきほーて」と「でーれーガールズ」。

2月28日の夜、仕事をしていると友だちからメールです。
  「どんきほーて」のマスターが亡くなったそうです。
    みんなで〇〇に集まって、話しをしています。

鬼籍に入るには、ちょっと早いんじゃないか
でも、それが与えられた人生だからなぁ。



 「喫茶 どんきほーて」(有った場所は、岡山市中山下)
店内は、一階がカウンターとテーブル席。
二階は、テーブル席だけです。
高校時代から大学浪人の間、入り浸っていたお店です。
私らは、いつも二階。

何をするでもなく時間を過ごし、時には勉強もしたり・・・。
ほんと、何をしてたんだろぅ
そこには、『雑記帳』がありました。
各々が好き勝手に考えや思う事、今日の出来事・・・などなど、をツラツラと書いています。

亡くなったマスターは、この店では三代目か四代目になると記憶している。
私の知っている初代の方は、妹さんたちを学校に通わせるために店をされていた。
妹さんたちも、店を手伝っていた。
『雑記帳』は、この時からありました。

大学に入ってからは、帰省の時にちょっとお邪魔します。
二階に上がらず、カウンターへ座るので『雑記帳』に書き込む事も殆んどしなくなりました。
マスターお薦めのスコッチ「フェイマスグロウス」を呑みながら世間話。
時には、サントリーの「VSOP」でオシャレに。
わがままな、可愛い兄貴かな。

いつの間にか出身地の北海道に帰られていて、「すずらんタクシー」に乗っている。
私が北海道に出張の時には、朝までママと三人で飲みました。
その為に、飛行機に乗り遅れそうになった事も・・・。



仕事を済ませて、みんなと合流。
マスターとの思い出話は、各人でそれぞれ違うけれど、懐かしかった。
「どんきほーて」で過ごした時間、世代も微妙にずれていたりします。
共通なのは、店、雑記帳、マスター、ママ。
亡くなったのは、1月31日。
 合掌。

そして、誰かが「でーれーガールズ」の事を言った。
ちょぴっと、興味を持ちました。



130301 でーれーガールズ ブログ用

 「でーれーガールズ」(原田マハ)
翌3月1日、仕事場に友だちが来て
  「どんきほーて」の事が出ている本なんよ。 読む??
  おお、マスター亡くなったんじゃて。 昨日、みんなで集まっとった。
  知ってる。 昨日メールが有ったけど、当直だったんよ。
  この本の話しも出た。 借りてもイイ?

作者は私より6歳下。
時間は違えど同じ場所で青春をしていましたかぁ。
地下連絡通路の針金屋は、もしかしたら私の友だちかも知れない。
  (ヤクザや警察に追っかけられる、針金屋の友だちが三人いました。)

ストーリーに多少無理があるように思うけど、そんな事はどぅでもいいや。
一気に読み切ってしまいました。

スポンサーサイト



テーマ:読書 - ジャンル:小説・文学